養神館合気道 無限塾 桂・長岡天神道場

続編!キ滅の刃!

「キ滅の刃」は知っているが内容はしらん。鬼になった妹を人間に戻す、、、程度には知っている。時代背景は、大正くらいらしい。
先日最終回を迎えることになったらしいが、人気絶頂で終わらせることができたのは、

終わらせるべき時に終わらせないと経済的な損失が大きい

、、、ということが分かったからだそうだ。
ともあれ、続編を書くのは難儀な作業であろう。
そういうわけで小生が、及ばずながらもアイデアを提供してあげることにした。




■キ滅の刃 弐弐六事件編
多くの犠牲を払い、無事、根豆子を人間に戻した炭二郎。故郷の山に帰り、親から受け継いだ炭焼きの仕事をしながら根豆子と幸せに暮らす二人。
ほどなく、世界恐慌の煽りをうけ農村は疲弊。やむなく、炭二郎は東京へ出稼ぎに。
純朴な彼は詐欺にあい、莫大な借金を作る。その借金の片に、根豆子は吉原に売られていくことになった。
鬼から根豆子を救うことができた炭二郎だが、世の中には

鬼より強く、抗いがたい力が存在していたのだ。

自責の念に駆られながらも、軍務に就くことになった炭二郎。再び根豆子を救うため、同志とともに、社会の変革を志すことになる。
それは後に、226事件と言われた昭和の一大クーデター未遂事件であった。




■キ滅の刃 豊饒の海編
敗戦を経て、高度成長期に入った日本。平和と繁栄をむさぼる祖国に絶望しながら、炭二郎は自身の死の瞬間を無限に繰り返していた
そう。炭二郎は、226事件に連座し処刑。成仏できず地縛霊となっていたのだ。
学生運動の嵐が吹き荒れる中、炭二郎は一人の青年に憑依する。その青年の名は「平岡公威」。後の「三島由紀夫」である。




■キ滅の刃 桂大明神編
三島事件から約50年。未だうかばれず、幽世と現世の狭間をさまよい続ける炭二郎。
失意のうちにたどり着いた京都で、無患子の大木を依り代に、自身の魂を癒す日々を過ごしていた。
ある男がやってきて一礼して去った。その男はまた次の週もやってきた。彼はこの地域に、武道を教えに来ているようだった。
驚くべきことに、彼が来るたび周辺が浄化されていく。人も草木も。あの凶暴な鬼でさえも。

「あぁ。もしこの武道を知っていたのなら!!私は見たのだ!私はついに、その役割を終えようとしている!」

満月の夜だった。月明りが、炭二郎の憑依する無患子を照らしていた。そこから一葉、ヒラリハラリと地上に落ちていく。そうして、小さな水たまりに吸い込まれていった。

http://www.tree-flower.jp/26/shimokatsura_1404/shimokatsura_mukuroji.html



うーん。美しい。ほんとにこうなったら、5冊買う。
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