道場長 ジャック・パイエ

  • 無限塾は、合気道を愛する人たちのコミュニティです。無限塾には、様々な国から訪れ、様々な背景を持った人たちがいます。合気道とは一つの生き方であり、より幸福になるための方法であることを理解し、その愛をみんなと分かち合いたいと思っている人々のコミュニティなのです。
  • そして、無限塾はみんながずっと居たいと思う場です。なぜなら、身体的にも精神的にも大きく向上することができるからです。数か月の稽古の後、自分の身体的変化と共に内面の変化を感じることができます。合気道が身体的な努力だけではなく、世界と、他者と、そして、より良い自分とつながるための素晴ら しい方法であることを感じることができるからです。
  • 養神館合気道の創始者である塩田剛三先生を知り、彼の下で内弟子として8年間、直接学び、稽古できたことを私はとても幸運だと思っています。長年にわたる世界の様々な国と文化の中での稽古と指導を通して、塩田剛三先生の下で培われた知識と経験がどれほど貴重で掛け替えのないものであるかを悟りました。
  • 私は、これらの惜しみなく自分に与えられたものを、今度は人々に返さなければならないという強い気持ちに駆り立てられました。修行の場を、そして、東洋と西洋が融合して世界が一つに和することができる場を、さらに、違いを作り出せるユニークな環境を再び作りたいと強く思ったのです。それは、心の通じ合い、感覚、直感力による伝統的な修行方法と合理的に体系化された近代教育の組み合わせをも意味します。
  • 無限塾は、自己の限界を越える場であり、自分が持つ無限の可能性を自覚する場なのです。2008年3月に日本の心とも言える京都で開かれました。以来、世界中から人々を迎えています。

  • ・ 「武道」とは「矛を納める道」の意であり、世界に調和をもたらす手段であること。
  • ・ 合気道の「合」は「愛」であること。 無理な力を使わないこと。
  • ・ 組み相手と調和、協力しながら1つの技を作ること。
  • ・ 相手に痛い思いや、不快な思いをさせるような事は行わないこと。
  • ・ 基本動作と基本技を基礎とし、正しい姿勢、及び、中心線をつくること。
  • ・ 合気の「気」を生み出す「中心力」を身につけること。

  • 合気道とは1920年代に植芝盛平(1883-1969)によって創始された現代武道です。日本の武道として世界的に愛好者が多く、特に勝敗を競う試合形式を持たないこと、相手との調和を重んじるという特性から「和の武道」、“Art of Peace(平和の技)” または “Moving Zen(動く禅)”とも呼ばれています。
  • 合気道は技の習得のみならず、その修行を通じて精神的な成長を目指します。植芝盛平はその著書「武産合気」の中で「合気道とは敵を倒す道ではなく、世界を平和に導く道である」としています。
  • 合気道は攻撃してくる相手の力を利用し、関節技、押さえ技等で相手のバランスを崩し攻撃をかわすという護身の術です。稽古は「仕手」(技を行う者)、「受け」(技を受ける者)に分かれ、「型」(基本となる技の動き)の中で行われます。
  • 合気道の原則は自然の理に沿った動きであり、その技は自然の力の流れに沿うように組み立てられています。つまり、相手の力に対し、押し返す、引っ張り返すなどの「無理をしない」ということです。例えば、相手が押してきた場合は、その力を利用して受け流し、また引かれた場合には、反対に引き返そうとはせずに、その相手の力に沿って自分の力を加え技をかけます。相手の力や気の流れを敏感に察知しそれに合わせる必要があるため、そこには力の競い合いや、揉み合いなどはありません。これが合気道が「和の武道」と言われる所以です。
  • また、肉体的な力に頼る武道ではないため、老若男女を問わず稽古ができ、幅広い層の人たちに親しまれています。